2017年7月21日金曜日

AMD Ryzen 7 1700X搭載ゲーミングPC「NEXTGEAR-MICRO am540 シリーズ」レビュー(3) ベンチマークテスト ~Core i7-7700K + Quadro P4000よりも動画のレンダリング速度が圧倒的に速い!


NEXTGEAR-MICRO am540 シリーズ G-Tune マウスコンピューター

レビューその1その2からの続きです。 今回はベンチマークソフトを実行しつつ、動画レンダリング速度やPhotoshopフィルター適用速度、ファイルコピー速度を測定してみました。


ベンチマークソフトを実行


まずはSSD(ADATA ASP550SS7-240GM)の速度をCrystalDiskMarkで計測。 それによると、連続読込:555~519MB/s、連続書込:495~465MB/sとスキのない速度です・・・て、これ・・・ベンチマークテストの途中のスクリーンショットじゃないですか(汗) なぜかこのスクリーンショットしか保存してませんでした
_(:3」∠)_ 今気づきました 不覚


ただ右下の4kiB書込の数値以外は最終結果です。 これを見ると、前回お借りしたDAIVよりは、性能的に上のようです。 が! 実際にファイルコピー速度を確認したところ、大きなファイルのコピーにかなり時間がかかりました(後述)。



次にCrystalMark 2004R7でPC全体のベンチマークを取りました。 ALU(整数演算速度)や、FPU(浮動小数点演算速度)のスコアは、Core i7-7700K)よりも良い結果になりました。 グラフィックはGeForce GTX 1060(3GB)なので、GeForce GTX 1080を搭載した ゲーミングPC「NEXTGEAR-NOTE i7901GA1」や、Quadro P4000 搭載したデスクトップPCと比べると少し見劣りする数値になってます。


■ CrystalMark の使い方
「Mark」…ベンチマークの合計です。
「ALU」…CPU性能に関するベンチマークです。整数演算速度。
「FPU」…CPU性能に関するベンチマークです。浮動小数点演算速度。
「MEM」…メモリ性能に関するベンチマークです。
「HDD」…ハードディスク性能に関するベンチマークです。
「GDI」…2Dグラフィックス性能に関するベンチマークです。
「D2D」…2Dグラフィックス性能に関するベンチマークです。DirectDraw
「OGL」…3Dグラフィックス性能に関するベンチマークです。OpenGL


他のPCのベンチマークテスト(参考)
Quadro P4000 搭載 クリエイター・エンジニア向けPC「DAIV」
■ 17.3インチ ゲーミングPC「NEXTGEAR-NOTE i7901GA1」
■ 「Quadro M2000」搭載クリエイター向けパソコン「raytrek LT M2」
13.3インチ 2in1 モバイルノートPC「HP Spectre x360」
15.6型オールインワン・ノートPC「m-Book F シリーズ」


FFベンチマークソフト


つづいて、ファイナルファンタジー(ゲーム)のベンチマークソフトを実行してみました。 フルHD(1920×1080)の解像度、最高品質という条件で実行してみたところ、「非常に快適」という最高の結果になりました(上図)。 スコア7000で「非常に快適」という評価なので、1万オーバーだとかなり余裕があります。



4K解像度に変更して同じテストを実行してみました。 すると一気にスコアが落ちました。 ゲーム用途向けではないQuadro P4000よりもスコアが伸びていません。 意外な結果でした。


ベンチマークテストではないのですが・・・

マインクラフト(Windows 10 Edition)のゲームデータを移行して遊んでみました。 マインクラフトPE系列は最近、バージョンアップするたびに重くなっていき、快適さがなくなってます。。 この時バージョンは1.1.3。 もう最悪ですよ。 空を飛ぶと固まるし、村人が多いとカクつきがひどい! で、このPCでもやはりモタつきが酷くて快適には程遠い状態でした。 マインクラフトのこのカクつきや、処理落ちは、マシンパワーは関係ないですよね。。。


なんて書きつつ、さっき(2017年7月21日)マインクラフトを起動したら、バージョン1.1.4になってました。 そしてこれまでの重量感が嘘だったみたいに軽くなってました(笑) なにこれ嬉しいw 起動するのさえ面倒くさくなってたマインクラフトですが、これでまた遊ぶ時間が増えそうです。 ※マップにもよりますが、ネザーに行く時の読み込み時間の長さはあまり改善されていません。


動画レンダリング速度

スマホで撮影した4K(3840×2160:30fps)動画を映像編集ソフト「VEGAS PRO 14」に取り込んで編集し、レンダリングにかかる時間を計測してみました。


出力はMainConcept AVC形式です。「MainConcept AVC」形式を選択した理由はコレ(下記)です →「価格.com - 『対応のグラフィックボードは?』 SONY Media Software Vegas Pro 13 のクチコミ掲示板
Vegas Proにおいては、GPUが使用できるのは、その出力形式がMainConcept AVCSony AVCの2つ


・・・で、1分14秒の4K動画のレンダリングにかかった時間は・・・


3分11秒でした。 まさかの最速! 本機よりも高性能GPU(GeForce GTX 1080)を搭載したNEXTGEAR-NOTE i7901GA1よりも! Quadro P4000 を搭載したDQZ510H2-SH3シリーズよりも!! レンダリング速度が速い!!! ・・・あれ?


もしかすると、このテスト(レンダリング)は、GPU(グラフィック)よりもCPU性能が結果に大きく影響してるのかもしれませんね(汗) そして、VEGAS PRO動画をレンダリングするなら、Core i7-7700KよりもAMD Ryzen 7 1700Xのほうが向いているじゃないかと。 そう考えたほうが自然な気がします。


比較参考(同じ条件で同じ動画をレンダリングしたときの作業時間)
Quadro P4000搭載クリエイター向けデスクトップPC 5分1秒
・GeForce GTX 1080搭載NEXTGEAR-NOTE i7901GA15分5秒
raytrek LT M26分14秒
・ 13.3インチ 2in1 モバイルノートPC「HP Spectre x360」15分1秒


ついでに解像度1920×1080ピクセルの20分15秒の動画を編集しレンダリングしてみました。 出力形式は上と同じくMainConcept AVCです。


結果は21分18秒でした。 こちらも今まで比較してきたPCの中で最速タイムでした。 同じ動画を Quadro P4000 搭載 クリエイター向けデスクトップPC でレンダリングすると26分13秒、 raytrek LT M2(Quadro M2000搭載機)では33分13秒かかります。


Photoshopフィルター適用速度

続いて、Photoshop CCで画像にフィルターを適用したときの時間を測定してみました



Photoshop CC (11050×14013ピクセルの画像にスマートシャープを適用)

結果は、約3秒 でした。 あっという間に終わるので、待ち時間を表示するバーは表示されませんでした。


比較参考
ゲーミングPC「NEXTGEAR-NOTE i7901GA1」 1~2秒
「Quadro M2000」搭載PC「raytrek LT M2」 8~9秒


ファイルコピーテスト

上図のファイルをコピーにかかる時間を測定してみました。 結果は・・・

9秒 でした。 他の同価格帯のPC(SSD搭載)と同じくらいの速度です。 十分速いです。


比較参考(同じ条件でテストしてみた結果)
Quadro P4000 搭載クリエイターPC「DQZ510H2-SH3 シリーズ」 約8秒 
raytrek LT M29~12秒
NEXTGEAR-NOTE i7901GA1: 8~16秒
13.3インチ 2in1 モバイルノートPC「HP Spectre x360」8~12秒


次に1.12GBの動画ファイルを10個まとめてコピーしてみました。


結果は・・・ 約3分58秒 でした。 かなり遅いです。 このテストの準備をしているとき(1.12GBの動画ファイルを複製しているとき)も、遅いなと感じました。 大きいファイルのコピーは苦手なんでしょうか。 ベンチマークの数値は全然悪くないんですけどね。 謎な結果です。


比較参考(同じ条件でテストしてみた結果)
Quadro P4000 搭載クリエイターPC「DQZ510H2-SH3 シリーズ」 約1分44秒
NEXTGEAR-NOTE i7901GA1:約6秒
13.3インチ 2in1 モバイルノートPC「HP Spectre x360」:約27秒
raytrek LT M2:約52秒



レビュー(4)へつづく
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※ 実機をお借りしてレビューしています。 掲載料などはいただいておりません。 記事の内容は私が実際に使ってみた個人的な感想です。 メーカーや第三者の指示は一切ありません。

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