とくみつ録。: 最大4.0GHzで動作する「Core i7-4790 （Haswell Reflesh）」を搭載した省スペース型デスクトップPC 「HP Pavilion Slimline 400-320」をお借りしました。

HP Pavilion Slimline 400-320jp/CT　HP Directplus

日本HPの省スペース型デスクトップPC「HP Pavilion Slimline 400-320」をお借りしました。　最大4.0GHzで動作するCPU「Core i7-4790（Haswell Reflesh）」と、グラフィックボード「GeForce GT 635」を搭載したリッチな構成です。　メイン機として仕事やゲームに使えます。

構成は、OS: Windows 8.1（64bit）、　CPU： Core i7-4790（3.6～4.0GHz)、　メモリ：8GB、　ストレージ:1TB HDD、　グラフィック：NVIDIA GeForce GT 635 (2GB)、　光学ドライブ：DVDスーパーマルチドライブ、　価格：10万2800円（税・送料別）。　これから数回にわけてレビューいたします。

目次１）　これはなに？
２）　スペック確認、ベンチマーク、最初にした作業
３）　外観、内部、付属品
４）　起動時間、体感速度
５）　消費電力、電気代、発熱、騒音
６）　感想、まとめ

※ 実機をメーカーよりお借りしてレビューしています。掲載料などはいただいておりません。記事の内容は私が実際に使ってみた個人的な感想です。メーカーや第三者の指示は一切ありません。

なにこれ？

HP Pavilion Slimline 400-320jp/CT　HP Directplus

今回お借りしたのは、日本HP（ヒューレット・パッカード社）から発売されてる省スペース型デスクトップPCです。　モデル名は「HP Pavilion Slimline 400-320jp/CT」。　一時期、日本HPの個人向けPCのラインアップから省スペース型デスクトップPCが消えたのですが、また復活したようです。　

日本HP、個人向けデスクトップPC ラインアップ

本機の立ち位置はココです（上図）。　図には￥49,800～と記載されてますが、これは最小構成時の金額です。　お借りしたのはそれよりもスペックの高い「Core i7 カスタムモデル」です。　価格は8万9800円～です。本機はさらにグラフィックボードを追加してるので10万を超えます。

説明するまでもないかもしれませんが、省スペース型デスクトップPCは、タワー型よりも省スペースで、一体型や小型PCよりも拡張性が高いのが特徴です。　内部にも簡単にアクセスできます。

スペック確認

HP Pavilion Slimline 400　スペック表　PDF

構成は購入時に予算や用途に合わせカスタマイズできます。　上図はお借りしたマシンの構成です。　本機には搭載されてませんが、購入する時は、TVチューナー（＋1万6000円）や、無線LAN（1万5000円）を追加することもできます。

OSはWindows8.1の64bit版です。　電源を入れて起動するとModernUIではなく、デスクトップ画面が表示される設定になってます。

CPUはCore i7-4790（3.6GHz、TB時：4.0GHz)。　4つの頭脳で8つの仕事を遂行する、4コア8スレッドのCPUです。　最高4.0GHzで動作します。

参考
■ 【レビュー】【本日発売】最高4GHzで動作する「Core i7-4790」をテスト - PC Watch
■ 「Haswell Refresh」の「Core i7-4790」を動かしてみた。体感速度はHaswellと変わらず，消費電力はやや増加 - 4Gamer.net

ストレージは1TB HDD。　初期状態での空き領域は900GB前後です。　上図はベンチマーク用ソフトなどをインストールした後のキャプチャーなので、空き領域：888GBになってます。

「Speccy」を使ってPCのシステム情報を表示

グラフィックはNVIDIA GeForce GT 635 (2GB)。　ランク的にはエントリークラスのグラフィックボードです。　光学ドライブはDVDスーパーマルチドライブを内蔵してます。　

ベンチマーク

WIN SCORE SHARE

Windows8.1から『Windows　エクスペリエンスインデックス』が廃止されましたのでフリーソフト「WIN SOCRE SHARE」を使ってスコアを表示しました（上図）。　最低はグラフィックの5.1。　Core i5-4250U（インテルHD 5000）よりも低い数値です。　でもコレ、他のベンチマークテスト（下記）の結果は逆転してて、それ（Core i5-4250U）より2倍以上高いです。　う～む・・・謎。

「CrystalDiskMark」、「CrystalMark 2004R3」、「HDBENCH」

HDD搭載機なのでSSDと速度を比べると少し見劣りします。　でも使ってて遅いとは感じません。　OSの起動は30秒程度、全体的なレスポンスも良いです。　必要十分な速度です。

参考
■ ベンチマークCrystalMarkの[ALU],[FPU],[MEM],[HDD],[GDI],[D2D],[OGL]という指標の意味
■ DirectDrawとは
■ OpenGL

「ストリートファイターIV」PCの性能を測るベンチマークソフト

ゲームのベンチマークテストを実行してみました。　「ストリートファイターIV」の結果は「A」でした。　動きもスムーズです。

標準品質	高品質

ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼアベンチマークキャラクター編

こちらはファイナルファンタジーXIVのベンチマークソフト。　標準品質で画面解像度：1280×720の条件だったら快適に動作します。　それ以上の品質だとやや厳しいかも。

他のPCのベンチマーク
■ ドスパラ　ゲームパソコン「GALLERIA HX（ガレリア HX）」
■ ドスパラのデスクトップPC『Prime Magnate BL』
■ Haswell搭載、手のひらサイズのデスクトップPC 「Diginnos Mini NUC-W5」
■ 2in1 ノート　「HP Pavilion 11-h100 x2」
■ 18.5インチ液晶一体型パソコン「HP 18-5040jp」
■ 小型デスクトップPC「Lm-mini63X」

最初にした作業

貸出機なのでまずはPCを工場出荷時の状態に戻しました。　やり方はこれと同じです→ 「日本HPの18.5インチ液晶一体型PC「HP 18-5040jp」をリカバリするための手順」

今回はMicrosoft アカウントでログインせずにセットアップしました。
■ 【Windows8.1】 Microsoft アカウントを使わずにサインインする方法

リカバリ後は、Windowsアップデートを適用。

最初からインストールしてあるソフトはこんな感じです。　セキュリティソフトは「McAfee」が入ってたのでアンインストール（理由）。　他のソフトは以下のものをインストールしました（貸出期間が実質3日と短いため最小限のソフトにしぼりました）。

■ Google 日本語入力
■ Chrome ブラウザ
■ WinShot　キャプチャーソフト

・その２へつづく

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