2013年4月27日土曜日

世界最速 外付けHDD「HD-GDU3シリーズ」を購入しました


世界最速を謳うBUFFALO製 外付けHDD「HD-GDU3シリーズ」(3TB)を購入しました。 価格は2万0089円(4月4日当時) 1GBのDRAMキャッシュを搭載し、データ転送効率を高めたHDDです。 接続は USB3.0


世界最速を謳うだけあって確かに速いです。 でも残念ながら、私の環境では期待したほど速度が出ませんでした。 高速化ソフトもうまく動作せず。 それどころか不具合が出て、Windowsを再インストールするハメに・・・。 おかげで第一印象は最悪です。 数年前のSSDと同等の速度は出てますし、付属のソフトウェアを使わなければ今のところ安定して使えてますから、けして悪くはないのですが、期待値が高すぎたせいもあり、今はただただ残念感でいっぱいです。 冷静に評価するにはもう少し時間が必要です。
※追記:しばらく使ってたら評価が変わりました


目次
1) これはなに?
2) ベンチマーク内部コピー(複製)テスト
3) USB高速化ユーティリティー「XFast USB」消費電力
4) 外観チェック雑感
5) 約3ヶ月使ってみての感想
6) 発熱が気になる

番外編
USB3.0 の速度は使うPCによって劇的に変化する
不良セクタが発生しました

バッファローから世界最速、最強すぎる外付けHDD「HD-GD8.0U3D」登場 ~メルコグループ40周年記念特別モデル、40台限定生産


詳細は以下より。



なにこれ?

HD-GDU3シリーズ | BUFFALO HD-GDU3シリーズ | BUFFALO
BUFFALO製「HD-GDU3シリーズ」を購入しました。 1GBのDRAMキャッシュを搭載した世界最速を謳う外付けHDDです。 HDDは容量が多いほど速度が速いイメージがあるので、3TBを選択しました。 奮発しましたよ。


HD-GDU3シリーズ | BUFFALO
本体と付属品


TurboPC EX2
付属ソフトはHDD本体に入ってます。 HDDの最高のパフォーマンスを得るにはそれ(ターボPC EX2)をインストールしなきゃいけません。 が、上記したとおり、私の環境ではうまく動作しませんでした。。。


問題がなければ「1GBのDRAMキャッシュ」+「ターボPC EX2」で世界最速のHDDを堪能できるハズです。


ベンチマークテスト

ターボPC EX2」が使えませんでしたので、それ無しの状態で速度を測定してみました。 使用PCはWindows7です。


ソフトなし 接続してすぐに計測 USB3.0で接続
USB3.0で接続 1GB
ファイルサイズ1GBで測定。 「1GBのDRAMキャッシュ」が効かない状態ですが、なかなかの速度です。


ソフトなし 接続してすぐに計測 USB3.0で接続 100MB
USB3.0で接続 100MB
こちらは「1GBのDRAMキャッシュ」が効く、ファイルサイズ100MBのテスト。 4kランダムアクセスの成績がグンと良くなりました。 サブノートPC内蔵のSSDとくらべても部分的に上回ってます。


さすが世界最速HDD、すごいね。 ・・・と、言いたいところですが、以下のレビュー記事では「ターボPC EX2」なしの状態でも連続書込&読込は300~400MB/secの速度が出てます。 それと比べると私のは半分程度しか出てません。 なにこれ・・・同じ製品だよね???


【特集】「世界最速」を謳うバッファローの1GB DRAMキャッシュ搭載USB HDDを試す
SSDに迫る性能で大容量:「世界最速」をうたう外付けHDD――バッファロー「HD-GDU3」実力テスト (1/3) - ITmedia PC USER


記事をよく読んでみると「チップセットによって(USB 3.0の)データ転送能力に差がある」みたいですね。 ・・・う~ん、どうにも腑に落ちませんが、また別のPC(貸出機など)が来た時に試してみることにします。
追記: 試してみました →「USB3.0 の速度は使うPCによって劇的に変化する」 やはり原因はPCのチップセットにあったようです。


USB2.0で接続
USB2.0で接続 100MB

おまけでUSB2.0接続でもテストしてみました。 「1GBのDRAMキャッシュ」が効くテストのハズですが、成績はいまいちです。


※ベンチマークテストは(1)Windowsを再インストール前、後、(2)HDDをフォーマット、(3)フォーマット形式を変えてみる といくつか試してみましたが、特筆すべき差はありませんでした。


内部コピー(複製)テスト


ファイルコピーテスト
911MBのファイル(上図)を内部コピー(複製)してみました。 結果、8~10秒で完了しました。 なかなか速いんじゃないでしょうか。 ちなみに、内蔵SSDの内部コピーだと 3~4秒で完了します。 さすがにこの手のSSDには敵いません。


USB高速化ユーティリティー「XFast USB」


USB3.0で接続 XFast USB使用
Windowsを再インストールしたときに、ドライバーDVDの中にUSB高速化ユーティリティー「XFast USB」なるものが入っていたので、それを試してみました。 


USB3.0で接続 XFast USB使用 1GB USB3.0で接続 XFast USB使用 100MB
ファイルサイズ:1GB、100MB
結果はこの通り。 微妙ですが、若干スピードアップしてます。 使わないよりはマシかなと。 しかし、この手のユーティリティソフトは私のPC環境とは相性が良くないようです。 OS起動時、HDDの認識に5分くらいかかることがあります。 またおかしなことになると面倒なので、さっさとアンインストールしました。


消費電力


ワットチェッカーを使い、消費電力を測定してみました。


待機: 0W ← 1W以下
使用中: 約7W


他の3.5インチ型HDDの消費電力も7W程度だったので、標準的だと思います。


外観チェック


HD-GDU3シリーズ | BUFFALO
正面。 赤い部分は飾りです。 アクセスランプは正面下に付いてます。 表面素材はわかりません。 樹脂に見えます(実はアルミかも?)


HD-GDU3シリーズ | BUFFALO
背面。 冷却ファン用の穴がついてますが、冷却ファンは別売りです。 本製品には付いてません。 


HD-GDU3シリーズ | BUFFALO HD-GDU3シリーズ | BUFFALO
サイズは大きすぎず、小さすぎず、標準的な外付け3.5インチHDD並です。


HD-GDU3シリーズ | BUFFALO HD-GDU3シリーズ | BUFFALO HD-GDU3シリーズ | BUFFALO
背面、 上面、 USB3.0端子(HDD側)


使い勝手(追記)


・普通の外付けHDDと同じように使えます。 特別な操作は必要ありません


・電源ボタンは付いてません。 起動中のPCに接続すると自動的に電源が入ります。 PCのスリープ、電源OFFに連動してますので、繋ぎっぱなしでOK


・繋いだままだとOSの起動が遅くなります(+15秒程度) ←このHDD以外にもUSBメモリをUSB3.0に接続したまま起動しても同じ現象がおきます。 私のPC環境のせいです(たぶん)。 スリープ復帰には影響ありません。


・静音です。 静か。 たまにギリギリと短く鋭いアクセス音が鳴るのが気になるかなという程度です。



世界最速HDDのその後 へつづく


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