とくみつ録。: センチュリーのメカニカル・テンキーレスキーボード「BLACK PAWN（赤軸）」を購入しました　～日本語配列　カナ印字なし LEDバックライト搭載

センチュリーの省スペース型 メカニカル キーボード「 BLACK PAWN（赤軸）」を購入しました。　日本語配列で、テンキーも、かな印字もない、シンプルなタイプです。　「Cherry MXキースイッチ」採用、LEDバックライト搭載。　Amazon価格は1万1635円。　これから使いながらレビューいたします。

目次１）　購入のいきさつ、　これはなに？
２）　開封の儀、外観チェック
３）　Majestouch MINILAと比較、HHKBと比較
４）　使いやすくするためにカスタマイズしてみた
５）　感想、まとめ

番外編
■ LEDバックライトが点灯しなくなりました　2015年5月23日
■ FILCO Majestouchシリーズ専用交換用キーキャップセットを購入
■ 故障しました

購入のいきさつ

イラストを描くとき、キーボードを液晶タブレットの横に置いて使うのですが（図）、そのときキーボードが照明の影になり文字が少々見づらい環境で作業してます。　先日、机周りの掃除＆模様替えをしたら、それからさらに暗く見づらい環境になってしまいました。　だからといって照明の位置は変えたくないんですよね・・・。　ということで以前から目をつけてた、このLEDバックライト付きの「BLACK PAWN」を購入してみました。

なにこれ？

「Cherry MXキースイッチ」を採用した省スペース型のメカニカル・キーボードです。　モデル名は「BLACK PAWN」。　

搭載キースイッチは、赤軸、茶軸、黒軸、青軸とあって、それぞれ打ち心地が違います。　今回は赤軸を購入しました。　ちなみに前回購入した「FILCO Majestouch MINILA」は茶軸です。　クリック感のアリ、ナシの違いがありますが、私にとってはどちらも心地いい打鍵感です。

参考
■キーボード特集！入力環境にこだわりスイッチで選ぶ！　ドスパラ

茶軸：　軽く素直な押し込み感と、底打ち前に軽やかなスイッチ感があります。
黒軸：　スイッチ感は無くストレートな押し込み感があります。
白軸：　茶軸を重くした感じです。最近はほとんど見かけません。
青軸：　茶軸にカッチンと明確なスイッチ感を加えた感じです。
赤軸：　スイッチ感はなく黒軸を軽くしたものです。

赤軸、茶軸、黒軸、青軸の押し上げ圧の比較。　黒軸以外は同じかと思ってました。　違うんですね。　あやさんが言ってたのはこれだったのね・・・。　という事実を知った後で「Majestouch MINILA」（茶軸）と「BLACK PAWN」（赤軸）を打ち比べてみたのですが、「重い」「軽い」の違いはわかりませんでした（打ち心地の違いはわかります）。　私の感覚はアテになりません。。。

外部リンク
■ メカニカルキーボード！赤軸のOWL-KB109BM（B）ⅡRレビュー

CHERRY MX メカニカルキーボード音の違い

LEDバックライト付きです。　暗がりでも文字が見えます。　しかし、すべての文字が光るわけではありません。　数字や特殊キー（PrintScreenなど）は光りません。

開封の儀

パッケージ

届いたばかりの「 BLACK PAWN」をさっそく開封。

付属品一覧

交換用キートップやキートップ引きぬき工具が付属してます。　付属USBケーブルの長さは約150cmです。

交換用キートップは４つ。　裏面のDIPスイッチで配列をカスタマイズして使います。

外観チェック

黒い筐体にグレー系の印字。　バックライトを灯さないと文字は見づらいです。　サイズはW295 x D102 x H38mm。　重さは約570g。　「Majestouch MINILA」みたいな余分なキーボード枠がなく、よりコンパクトな筐体です（図）。

独立したファンクションキーはありません。　数字キー＋ Fnキーとのコンビネーションで入力します。

配列図

カナ印字のない日本語配列です。　見た目がスッキリしてます。　細かいこと言いますが、Fnキー＋矢印キーで「HOME」「END」「PageUP」「PageDown」、Fnキー＋BackSpaceで「Delete」キー、Fnキー＋Pで「PrintScreen」を入力できます。　この配列は好きです。

裏面。　金属製のプレートが高級感を演出してます。　DIPスイッチは４つ。　大きめのゴム足が４つ。　チルトスタンドはありません（！）。

横から見た図

自然な角度はついてるものの、私はもう少し角度が欲しいです。　裏に鉄板プレートを貼り付けて高級感を演出するくらいだったら、（外付けでもいいから）チルトスタンドが欲しかったなと思わずにはいられません。

背面

画像をクリックすると拡大表示できます

バックライトの明るさは7段階の調整が可能です。　OFFにすることもできます。　しかし、光るのは主要文字だけ。　数字や特殊キー（PrintScreenなど）は光りません。　グレー系の色の印字なので、光らない文字はとても見づらいです。

印字の見やすさを求めてバックライト付きのキーボードを購入したので、この仕様にはガッカリです。　バックライトは、スタイル（カッコよさ）を優先して搭載したのでしょうか。　

肝心の赤軸のキータッチはとても気持ちいいです。　HHKBや東プレ製のキーボードに似てるなと思いました。　クリック感はありません。　スッと押下できます。　茶軸と比べると・・・甲乙つけがたいです。　どちらも心地いい打鍵感です。

・その（２）へつづく

リンク　