とくみつ録。: 「Nexus 5X」レビュー（６）　～バッテリーテスト

5.2インチ型Androidスマホ「Nexus 5X（SIMフリー）」を購入したので使いながらレビューしています。　その１、その２、その３、その４、その５からのつづきです。

バッテリーの駆動時間を条件を変えて3回計測してみました。　結果から先に書いてしまいます。　（１）YouTube連続再生：約5時間19分～5時間41分、（２）動画連続撮影：2時間42分でした。　Nexus 5（2013）よりも少しだけ長いかな？という結果です。

「Nexus 5X」バッテリー公称値

バッテリー容量：2,700 mAh
急速充電機能付きです。　10分の充電で最長 3.8 時間使用可能です。　他の仕様は公表されてませんが、Nexus 6Pをフル充電するのにかかる時間は97分とのこと（リンク）。　Nexus 5Xもわりと速く充電が完了するので同じくらいかもですね。

YouTube連続再生

バッテリーが無くなるまでYouTube動画を連続で再生してみました（液晶の明るさはオート）。　

結果
1回目：　約5時間41分　（Wi-Fi接続のみ）
2回目：　約5時間19分　（Wi-Fi：4時間26分、4G:53分）

「LUMIX DMC-CM1」や「GALAXY S5 ACTIVE」が8～10時間と長かったので、そのレベルを期待してたのですが、全然届きませんでした。　ちょっとがっかり。

比較参考
■ デジカメAndroidスマホ「LUMIX DMC-CM1」　8時間37分～
■ タフネス・スマホ GALAXY S5 ACTIVE　10時間59分～
■ 低価格Androidスマホ「ASUS　ZenFone 5」　6時間58分～
■ 5インチ Android スマートフォン「Nexus5」　5時間22分～

というか、前のAndroidには「電池使用時間」という便利な表示があったのに、それはなくなったんですね。　ストップウォッチで計測しなきゃいけないのがとても面倒なんですけどー。。。

動画の連続撮影

背面カメラを使い、バッテリーがなくなるまで動画撮影してみました。　画質はフルHD（1080p）画質です。　

結果
約2時間42分　でした。

こっちはまあまあの結果でした。　ちなみに、１つの動画は３１分５０秒（3.8GB）まで。　上記は細切れになった動画の合計時間です。　テスト中に、3～5分で動画撮影が止まってしまうことが数回ありました。　　他のスマホではなかった症状です。　動画撮影中は本体がかなり熱くなるので、熱暴走防止機能が働いたのかもしれません。

参考比較
■ デジカメAndroidスマホ「LUMIX DMC-CM1」　2時間47分～
■ タフネス・スマホ GALAXY S5 ACTIVE　3時間48分～
■ 低価格Androidスマホ「ASUS　ZenFone 5」　2時間39分～

普段通りに使うと一日持ちません

１）イベントに向かう電車の中で１時間ほど使用し、
２）イベント中に約４時間サブカメラとして使い、
３）帰りの電車で使用中に・・・バッテリー残量の警告が表示されます。

普段通りに使うと一日持たない感じです。　モバイルバッテリーは手放せません。

Nexus5（2013）で上記と同じ使い方をすると、（２）のイベント中にバッテリー切れになるので、「Nexus 5X」のほうがバッテリー駆動時間は確実に長いです。　ただNexus5（2013）は2年間使い倒してきたのでその間にバッテリー性能はかなり落ちてるハズなので、それと比べてもあまり参考にならないかもしれませんが。