とくみつ録。: マウスコンピューターの体験イベントに参加してきました　～NUC並に小型化したCubeパソコン（試作機）に期待

18日（金）に「マウスコンピューター」の体験イベントに参加してきました。　「マウスコンピューター」とは自分の目的や予算に合わせて、スペックを自由にカスタマイズして購入できるBTOパソコンメーカーです。　パソコン好きな人はよく知ってるメーカーです。

m-Cube

今回のイベントでは、小型化した「Cubeパソコン（復刻版）」の発表がありました。　今夏あたりに発売する予定だとか。　NUC規格よりも筐体サイズは大きいのですが、そのぶんスペックアップして差別化を図るようです。　今回はこのm-Cubeを中心にレポートいたします。

4月18日イベント当日

4月18日（金）、イベントに参加するために都内某所にあるマウスコンピューター東京本社に向かいました。　この日の天候は雨。　前日まで上着が必要ないくらい暖かな気温が続いていたのですが、この日は一変して冬に戻ったかのような寒い一日でした。　コート着て行って正解でした。　ぶるぶる

イベントのプログラムは
前半：セミナー　（新製品の見どころと技術説明）
後半：フリータイム（実機体験）
・・・です。　前半のセミナーは録画も録音も禁止でした。　なので印象的だった部分だけかいつまんで紹介いたします。　

最近、パソコンの出荷台数が落ち込んでいるというニュースを聞いたり、ソニーがPC事業から撤退するなど、業界全体の勢いが落ちてる印象がありますが、マウスコンピューター自体の売上は好調だそうす。　とくにWindows XP機の買い替え需要があった昨年度末には一時工場がパンクするほど発注がきたんだとか。　そのせいかイベントでお話しさせていただいた開発に関わっている方々が全員イキイキしてるように感じました。

m-Cubeシリーズ（試作品）

今回のイベントで一番グッときたのはこの製品です。　試作品ですけど。

発表時のスライド

昔流行ったキューブ型パソコン。　これを復刻しようと企んでいるそうです。

しかし、当時の姿のままでは問題がたくさんあります。　当時より筐体をもっとコンパクトにし、さらに今あるコンパクトPC「NUC規格」より高性能にしたいと。

その理想を形にしたのがこれです。

CPUはCoreシリーズを採用、最大16GBメモリを搭載、ストレージは3つ内蔵できるようにし、できればカードリーダーなども付けたいとのこと。

会場にモックアップが展示されてました。　筐体はアルミ製で、前面に透明アクリルをかぶせてます。　手のひらサイズで、NUC筐体を３つほど積み重ねたくらいの高さがあります。

背面

発売は今年の6月～夏あたりを目指しているとのこと。　乞うご期待。

コンパクトPC「LUV MACHINES mini シリーズ」

LUV MACHINES mini シリーズ　マウスコンピューター

こちらは販売中のコンパクトPC「LUV MACHINES mini シリーズ」。　展示品のCPUはCeleronでしたが、購入時はCore i3-3227Uも選択できます。

ストレージは2.5インチ型のSSDまたはHDD。　デュアルストレージ「WD Black2」も購入時に選択可能です。

さらに背面にUSB3.0も搭載。　メモリは最大8GB。

先ほどのm-Cube（試作品）との比較。　「LUV MACHINES mini シリーズ」は薄くて、自立しているせいか、とてもコンパクトに感じました。　CPUがCore i3-3227Uまでしか選べないのが惜しい気がしますが、メモリ：8GB、SSD：256GB搭載で7万8624円（送料・税込み）という価格はバランスがいいんじゃないでしょうか。

・その２へつづく

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