とくみつ録。: 「HP Pavilion 11-h100 x2」レビュー（２）　外観チェック

HP Pavilion 11-h100 x2 HP Directplus

日本HPの 2in1 パソコン「HP Pavilion 11-h100 x2」をお借りしました。　レビューその1からのつづきです。

付属品

市販品と貸出機では内容が違うかもしれませんが一応、付属品を確認いたします。　本体以外に、ACアダプター、電源ケーブル、ウォールアダプターマウント、セットアップ手順、解説本などが付属してます。

電源ケーブルはデスクトップPCと共用の太いものですが、ACアダプター（上図）は手のひらサイズです。

電源ケーブルの端子はL字型。　キーボードを外した状態でも充電できます（右図）。

外観チェック

「HP Pavilion 11-h100 x2」の筐体カラーは黒（スパークリングブラック）と赤（フライヤーレッド）の2種類あります。　お借りしたのは赤色（フライヤーレッド）です。

表面は塗装ではなく「HP Imprint（In-mold Decoration）」です。　※金型内で樹脂成形と同時にデザインフィルムで加飾する工法。　傷に強く塗装はげの心配が少ないのが特徴です。　その1で「汚れにくい」と書いてしまいましたが、よく観察したら指紋が付きまくってました。　HP Imprintを採用したPCの中には指紋が付きにくいものもあったのですが、このPCはそうではないようです。

赤色の彩度明度は低め。　ケバケバしさはありません。　でも光沢があるのでわりと派手な印象です。

裏面も天板と同じく「HP Imprint」の赤。　最近の薄型ノートPCの傾向ですが、内部へはアクセスできません。　メモリやバッテリーの交換は出来ない構造です。

左側面

右側面

SDカードスロットやUSB3.0ポートなど基本的なところは押さえてます。　欲を言えば有線LANポートも搭載してほしかったです。

前面

背面

ノートPC形態

液晶を開いてみました。　見た目は完全にノートPCです。　重心が液晶側にあるのでこの姿勢で画面をタップすると後ろに倒れます。　タップ操作する時は筐体を押さえならがするのが作法です。

液晶はここまでひらきます。　液晶とキーボードを繋ぐヒンジ部分の出っ張りはノートPCとして使うときの脚になります（図）。　適度な傾斜がつくので文字打ちしやすいです。　

キーボードは日本語配列（84キー）です。　キーピッチ：約18.9×18.9mm、キーストローク：約1.5mm。　キーの打ち心地は可もなく不可もない印象です。　柔らかいゴムを押したときのような感触で、クリック感はあまりありません。　

タッチパッドの感度は良好。　ただクリックしたときの判定が少し敏感すぎるようにも感じました。　3日間で何度も誤クリックに遭遇しました。　タッチパッド下部に左右のクリックボタンが内蔵されてます。　このボタンの感触はまったりしてます。　カチッと明確な感触が欲しかったなと。　マウス派には関係ありませんが、タッチパッド派には残念気味な使用感です。

タブレット形態

キーボードの外し方、取り付け方

液晶部分を取り外してタブレットとしても使えます。　取り外し方法は簡単。　キーボード上にあるストッパーを横にずらして液晶を上に持ち上げます（上動画）。　装着は上から押しこむだけ。　※上動画は「HP ENVY x2」のものですが、取り外し＆取り付け方法は「HP Pavilion 11-h100 x2」も同じです。