とくみつ録。: 無印良品の細軸綿棒がペンタブレットの替え芯として使えるらしいので試してみた

約2年半前に購入した液晶タブレットCintiq21。　イラスト描くときにはお世話になっております。　大きな不満はないのですが、ひとつだけ気になることがあります。　それは芯（フェルト芯）の減りが早いということ！　しかも替え芯が5本入りで1000円とかしやがります。

■Wacom FUZ-A121 替え芯(フェルト芯)　Amazon

ボールペンの替え芯は85円くらいで売っているご時世にインクも出ない芯が1本200円とはべらぼーに高いと思います。　ワコムへのお布施だと思ってしぶしぶ購入していたのですが、つい最近この芯は無印良品の細軸綿棒で代用できるという情報を得ました！　ですので早速試してみました。

詳細は以下より

綿棒で替芯をつくってみる

細軸綿棒　２００本詰替用
まず用意するのは無印良品の細軸綿棒。　200本入りで250円です。　もしこれが替え芯に使えるとしたら、かなりのコスト削減になります。

それでは作業をはじめます。　まずは綿棒を一本取り出し・・・

デザインカッターなどで綿棒の頭を切り落とします。　そのとき少しだけ頭を残すのがコツです。　少し残さないと描いてる途中でペン軸が抜け落ちます。

無事に切り落とした図。　頭を少し残したほうをペンタブレットに差し込みます。

綿棒をペンに差し込んだ図。　これは長い！　これでは使い物になりませんので長さを調整します。　ちなみにペンは樹脂粘土をくっつけて握りやすいようにカスタマイズしています。

フェルト軸よりも少し長めに切ってみました。

細軸綿棒がみごとペン軸になりました。　長さを調整してペン先をほぐすようにつぶすと、あらビックリ！

使えますよ！　コレ！

綿棒の芯は意外としっかりとした強度があり、折れたりしません。　無印良品の細軸綿棒はワコム、ペンタブレットの替え芯として使えます！

・・・ただし・・・
不安なことがひとつだけ。　加工した際に残した頭（綿棒）の部分。　あれがないとペンから抜け落ちてしまうので必須なのですが、長さ調整のために何度かペンタブレットに挿したり抜いたりしてたら、綿がボロボロふわふわになっていました。　綿が取れてしまいそうな気配です。　耐久性が心配です。　心配ですのでこのまま使ってみてレポートいたします。　また数ヵ月後に使い心地など追記いたします。

おまけ・・・

綿棒をペン先にしてみたところ・・・まったく使い物になりませんでした！

2009/11/13：追記
●使用から約2ヵ月。　ペン先がすっぽ抜けるようになりました。　そこで純正の「Wacom 替え芯(フェルト芯) FUZ-A121：amazon」に一時戻してみました。　そしたらね・・・　描き心地が良いんですよ・・・。　さすが純正（笑）。　無印綿棒ペンは少々硬いかなぁ。　あと、良い塩梅で加工しないと線の入りと抜きがうまく出ません。　無印綿棒ペンを常用するには、あともうひと工夫なにか必要な気がします。

2017年8月27日追記

Wacom Pro Pen 2では今までのペンよりも替芯が細くなりました。　綿棒芯は使えませんのでご注意を。　※Cintiq Pro 13のレビュー記事→「 Wacom Cintiq Pro 13 を購入しました　～Pro Pen 2 （筆圧感知：8192レベル）の描き心地最高！」